お久しぶりです。レッスンの記録は昨年の4月以来ですね。
生きているのが嫌になるほど仕事に忙殺されて、チェロを弾く時間がほとんど取れませんでした。自然に触れたり、音楽を楽しめなければ、生きていることなんて何の意味も持たない…と痛感した1年でした。
今年は気持ちを新たにして人生を楽しめる年にしたいと思います。
■ウェルナー
p.71 Allegro moderato
この練習曲、始めたのが7/8ですから、たった1ページ13段の曲に、丸々6ヶ月取り組んでいたことになります。
楽譜に残っているレッスンメモはというと、
* スタッカートでも、もっと弓を使う(スピードを速く)
* upとdown、行って戻ってくるときに使う弓の量は、同じ分量を使う。分量をよく考えて、使いすぎない。
* 音程を意識する。(正しい音程を取るためには一定の指の幅のまま)固定して、腕で移動する。
* (弦を押さえている左手も、弦に弓を乗せている右腕も)弦に重さを乗せる。
* 右が左を煽ってしまっている。(音程を決める)左が先。右は後。
【正しい音程】【良い音で響かせる】
溺れそうになるくらい「音程、音程、音程」と注意されていました。
半年ずっと【音のツボ探し】をやって、ツボにはまった時の音の違いを聴く耳を育てていた感じです。力ずくでは楽器は鳴らない。音のツボにはまれば自然に楽器が鳴ってくれるのを体感した時は、軽い感動を味わいました。倍音が生じ、響きが膨らむ鳴りです。
「左腕に正しい場所を覚えこませる」
これを引き続き練習していきます。
練習曲は次のページへ移ります。
やっっっっっっっっっっっっっ…………と、
5ポジションの練習に入るんですよ。嬉しいな♪
■シュレーダー
p.22-23 No.35 (Dotzauer,Op.120,No.6)
この練習曲の課題は【ポジション強化】
私はピアノで鍵盤を押さえるように“指”で目的の場所に飛ぶやり方で移動しがちで、レッスンの度に注意を受けています。
* 指で探らない、指で移動しない
* 移動は肘で覚える。腕からカチッと動く
* 2,3,4(各ポジション間を)なんとなく動かない。音を確実に狙う練習
10/28には「弓のスピード」が課題になっています。
* downもupも均等に弾く。特にupで音が抜けないように
* 移弦したのが(聴いていて)分からないように(滑らかに)弾く
楽譜が書き込みで黒々しているんですよ。しかも内容が似ている。おんなじ事を何度も何度も何度も注意されて、それがなかなか身につかない。如何にいい加減に取り組んでいたかが分かりますね。
こちらの練習はまだ続きます。
■スズキ教本vol.3
メヌエット 第3 J.S.Bach
優雅に気品を持って、でも“ふにゃっ”とは弾かない。爽やかに。
曲として仕上げることに重点を置いた練習。
* 慌てない。なんとなく弾かない
* fでもpでも左手は変わらない。しっかり叩く感じ
何を表現したいのかを明確に持って弾くことが重要…ということでしょうか。
だんだん曲の雰囲気は出てきましたが、まだ仕上がったとは言えず、もうひと頑張り。
ブログ記事をまとめる時間が惜しくてずっとサボっていましたが、こうやって振り返って、言われたことを整理していると、荒れていた“氣”が休まる(安まる)心地がします。
さ、落ち着いたところで練習するか。

ワンクリックで応援して頂ければ幸いです。



にほんブログ村
ラベル:チェロレッスン
《気持ち玉》をクリックして下さり、
ありがとうございます。o(^▽^)o