2013年01月12日

正確な音程を身につける ~チェロレッスン

2013年最初のレッスン記録。

お久しぶりです。レッスンの記録は昨年の4月以来ですね。
生きているのが嫌になるほど仕事に忙殺されて、チェロを弾く時間がほとんど取れませんでした。自然に触れたり、音楽を楽しめなければ、生きていることなんて何の意味も持たない…と痛感した1年でした。
今年は気持ちを新たにして人生を楽しめる年にしたいと思います。

■ウェルナー
p.71 Allegro moderato 

この練習曲、始めたのが7/8ですから、たった1ページ13段の曲に、丸々6ヶ月取り組んでいたことになります。
楽譜に残っているレッスンメモはというと、
* スタッカートでも、もっと弓を使う(スピードを速く)
* upとdown、行って戻ってくるときに使う弓の量は、同じ分量を使う。分量をよく考えて、使いすぎない。
* 音程を意識する。(正しい音程を取るためには一定の指の幅のまま)固定して、腕で移動する。
* (弦を押さえている左手も、弦に弓を乗せている右腕も)弦に重さを乗せる。
* 右が左を煽ってしまっている。(音程を決める)左が先。右は後。

【正しい音程】【良い音で響かせる】
溺れそうになるくらい「音程、音程、音程」と注意されていました。
半年ずっと【音のツボ探し】をやって、ツボにはまった時の音の違いを聴く耳を育てていた感じです。力ずくでは楽器は鳴らない。音のツボにはまれば自然に楽器が鳴ってくれるのを体感した時は、軽い感動を味わいました。倍音が生じ、響きが膨らむ鳴りです。
「左腕に正しい場所を覚えこませる」
これを引き続き練習していきます。

練習曲は次のページへ移ります。
やっっっっっっっっっっっっっ…………と、
5ポジションの練習に入るんですよ。嬉しいな♪

■シュレーダー
p.22-23 No.35 (Dotzauer,Op.120,No.6)

この練習曲の課題は【ポジション強化】
私はピアノで鍵盤を押さえるように“指”で目的の場所に飛ぶやり方で移動しがちで、レッスンの度に注意を受けています。
* 指で探らない、指で移動しない
* 移動は肘で覚える。腕からカチッと動く
* 2,3,4(各ポジション間を)なんとなく動かない。音を確実に狙う練習
10/28には「弓のスピード」が課題になっています。
* downもupも均等に弾く。特にupで音が抜けないように
* 移弦したのが(聴いていて)分からないように(滑らかに)弾く

楽譜が書き込みで黒々しているんですよ。しかも内容が似ている。おんなじ事を何度も何度も何度も注意されて、それがなかなか身につかない。如何にいい加減に取り組んでいたかが分かりますね。
こちらの練習はまだ続きます。

■スズキ教本vol.3 
メヌエット 第3 J.S.Bach

優雅に気品を持って、でも“ふにゃっ”とは弾かない。爽やかに。
曲として仕上げることに重点を置いた練習。
* 慌てない。なんとなく弾かない
* fでもpでも左手は変わらない。しっかり叩く感じ

何を表現したいのかを明確に持って弾くことが重要…ということでしょうか。
だんだん曲の雰囲気は出てきましたが、まだ仕上がったとは言えず、もうひと頑張り。


ブログ記事をまとめる時間が惜しくてずっとサボっていましたが、こうやって振り返って、言われたことを整理していると、荒れていた“氣”が休まる(安まる)心地がします。

さ、落ち着いたところで練習するか。
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posted by しるくら at 16:36| Comment(1) | TrackBack(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月25日

歓喜の歌

街なかで、出会ってみたい出来事。

子供たちの反応が可愛くって、たまんない。

メリークリスマス。
泣いているあの人に笑顔を。
すべての人に喜びを。



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posted by しるくら at 08:38| Comment(2) | TrackBack(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月24日

N響 第9演奏会

暮れも差し迫る中、行ってきました。実はN響の「第9」を生で聴くのは今回が初めて。
しかも指揮者はノリントン。独自の解釈とピュアトーン。ピリオド(時代)奏法の要素を全面的に取り入れた演奏が、どう展開されるのか、高鳴る鼓動を押さえつつNHKホールへ。

JR原宿駅の改札口を出たら、こんな可愛い子たちが。
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NHKホール、入り口を入ったところ。
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ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
2012年12月23日(日・祝) 開場 2:00pm 開演 3:00pm

ソプラノ:クラウディア・バラインスキ
アルト:ウルリケ・ヘルツェル
テノール:成田勝美
バリトン:ロバート・ボーク
合唱:国立音楽大学

何と表現したらいいものか。
通常の演奏会では見えてくる色彩が感じられず、細胞壁のような物質の存在がそこにはあって。
目を閉じると確かに、縦方向に伸びていく音と、横方向へ広がりながら弧を描いていく音が存在しているのだけれど、演奏者の一人一人の精神は透明な壁に包まれて。
音がフラクタル構造を描いて動いていく様は、木の成長をハイスピードで見ているかのよう。
枝が伸び、枝のそこここで芽吹く葉、固く閉じた蕾と、膨らみ開いていく花の対比。
それは、一本の木の中に封印された宇宙。

楽器の音色も、人の音声さえも、あくまでも透明を保って聞いているものの心を揺さぶってくる。美しすぎる音色に涙が出そうなのに、張り詰めた意志に取り囲まれて、泣くこともできない。

“この緊張から解放せよ、解放せよ”
なんかもう、心の中で叫んでしまいましたわ。笑

《第9》に限らずベートーヴェンの交響曲を演奏する際には、ベートーヴェンに認めてもらえるような演奏を目指しています。
作曲されたのは1820頃です。2020年まであと少しですから、作曲から200年近く経つ間に演奏スタイルも随分変わってきています。
私は作曲当時のスタイルを再現するのが好きです。オーケストラの編成や配置、時にはベートーヴェンの時代の楽器、オリジナル楽器も使用します。しかしモダン楽器もさほど変わらず同じ効果が得られます。
ただテンポだけはベートーヴェンがスコアに記した通りの速さで演奏します。各楽章の冒頭に記された速度に従うのが私のやり方です。当時のオーケストラの響きを再現したいのです。昔は今のようにビブラートをかけず、もっとピュアな響きでした。当時と同じ奏法をしたいと思っています。オーケストラの中のバランスや、歌手とのバランスを正しくとりたいのです。つまりベートーヴェンの意図していた演奏を再現したいという試みなのです。ベートーヴェンが後ろの席で私たちの演奏を聴いて、「これこそが私の《第9》だ。まさに私の思い描いた通りの演奏だ!」と言ってもらえたら…これが私の願いです。「何だこれは!私の作品ではない!」とは言われたくないですね。
私たちにもベートーヴェンにも、ワクワクするような演奏を目指しています。ベートーヴェンの時代の奏法は、骨董品(アンティークス)のようだと思うかもしれません。しかし当時の演奏スタイルを研究しつくして、ベートーヴェンの意図に近づくほど、よりモダンで新鮮味あふれるエキサイティングな響きが得られるのです。

(N響HP 指揮者ロジャー・ノリントンのインタビューから)

「こんなに盛り上がらない第9は初めてだ」
とは、終演後聞こえてきた観客の感想のひとつ。
賛否両論のコンサートであったことは間違いないです。
“明るく華やかに、いつものように盛り上がりたい”のに盛り上がらせてもらえないのは苦しかった。もう最終楽章なんて緊張感がただ者じゃなくて、楽譜の中にがんじがらめにされて気が狂いそうだったもの。(笑) ただその“揺らぎのなさ”が、強烈な印象を残していきました。ちょっと忘れられない演奏会になりそうです。

恐るべしN響&ノリりん。


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ラベル:コンサート
posted by しるくら at 00:39| Comment(4) | TrackBack(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする